不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー | 東京・荒川区南千住の不妊鍼灸院

生殖医学会、不妊カウンセリング学会 学術集会に参加してきました 生殖医学会、不妊カウンセリング学会 学術集会に参加してきました
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お知らせNews

2025.05.20

生殖医学会、不妊カウンセリング学会 学術集会に参加してきました

日頃よりユーカリの木のホームページをご覧いただき、
誠にありがとうございます。

生殖医学会、不妊カウンセリング学会 学術集会に参加してきました。

生殖医学会では
今回も多くの学びがありましたが、
その中で特に印象に残った話題をひとつ、
みなさまに共有したいと思います。


凍結融解胚移植における「ホルモン補充周期」と「自然周期」の比較について

学会では、凍結融解胚移植において「ホルモン補充周期」と「自然周期移植」との比較に関する研究が発表されていました。
簡潔にまとめると、以下のような結果でした。

  • 妊娠率に有意な差はない
  • しかし、ホルモン補充周期の方が流産率が高い傾向にある
  • また、ホルモン補充周期では帝王切開率、妊娠高血圧症候群といった周産期リスクも高まる傾向がある

流産は、身体的にも精神的にも

大きなダメージとなります。

できる限りそのリスクを下げられるのであれば、

積極的にその道を探っていきたいところです。

不妊治療中は「妊娠すること」が

第一目標となりがちですが、

本当のスタートはその先。

無事に出産を迎え、安心して育児をスタートできるようにするには、「妊娠の質」も重視すべきです。

現状では、移植周期の選択肢が限られている施設も

多いかと思います。しかし、

もし自然周期とホルモン補充周期の両方を

選べる環境であれば、

私は自然周期での移植を一度検討してみる価値がある

と感じました。

もちろん、体調や卵巣機能、通院のしやすさなど、

個々の状況によってベストな方法は異なります。

大切なのは、情報を得たうえで納得して選択できること。

治療のプロセスが、より安心できるものになるよう願っています。

皆さんにとって、

よりよい選択につながるヒントになれば嬉しいです。

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